iPhoneのAir Sharingでパソコンのデータを持ち出す

Categories: Apple  2008/9/12 金曜日

iPhoneに追加できるアプリの中でも、小粋に便利な機能が登場。

Air Sharingは、パソコンのデータをiPhone内へ保存できる機能です。

簡易的なバックアップやデータ持ち出しの時よくUSBメモリだ、CDだ、で持ち出したり保存したりしますが、iPhoneに保存しておく、ということです。

ちょっと頑張ってケータイのメモリカードに入れてみたり、とかやりますが、「保存」という動作は変わらなくても「面倒」がいろいろあるものです。

「当たり前」ですが、パソコンのUSBの口を探して、つないで、という面倒、落としたときのことやセキュリティの不安はあります。あと、容量もいっぱいになってしまったり。

これはちょう便利で、普通にフォルダからフォルダへコピーするように、iPhoneの中へデータを置ける、という手軽さ。

ケーブルもいりません。容量は最大16GBと、とりあえずには十分。

しかもiPhone上で、エクセルやワード、PDF、画像まで自由に見られるので、出先で資料を見たりとかなんかに便利です。

もしかしたらMobileMeあたりが標準で装備しそうな勢いの便利さですが、いまのところAir Sharingは期間限定無料で使えるため、iPhoneユーザーの方はiPintよりも必須です。

設定と写真は以下を。

Mac OSやWindows XPの設定は多くのっているので、現在の環境のWindows Vistaからの設定方法をご紹介。

iPhoneでの設定

まずはiPhoneのApp Storeから、「Air Sharing」を検索しダウンロードしましょう。

Air Sharingを起動すると、設定項目が出てきます。

英語なんですが、パスワード付きにするかどうか、など。

ワイヤレス環境にあるならば、すぐに自分のアドレスがでてきます。

そして、サンプルのフォルダの中身が見られます。

Windows Vistaでの設定

まずは「コンピュータ」(マイコンピュータ)を開き、すぐ右クリック。

出てきた項目の中から、「ネットワークの場所」を選びます。

「次へ」進むと、ネットワークアドレスを入力するところがあるので、iPhoneのAir Sharingで表示されるアドレスを入力。

もしもIDとパスワードを設定していたなら、ここで要求が出てくるので、任意のものを入力。

また、ネットワークの名前を適当に決めると、完了です。

すると、「エクスプローラ」のフォルダ内に先ほど設定した「iPhone」が現れ、あとは自由にデータの出し入れができます。

上記の画像にもでてますが、webサーバーの一つとして認識されるんですね。

セキュリティも保たれてるので、無線環境の整っている事務所間であれば使えるのではと思います。

特にケータイとして持ち歩く物のため、データの携行方法としては便利で新しい。

パソコンからデータの追加削除は普通のことですが、iPhoneからデータが見られるのはいいですね。


Author: mirai
パソコン修理、保守担当。 技術を磨くため毎日修行中。 今までに対応したトラブルなどをサポートログに書いていきますので、ぜひご覧になってください。

iPhoneのAir Sharingでパソコンのデータを持ち出す への10件のコメント

  1. sami より:

    大変役にたちました。ありがとうございます。

  2. 山村 勲 より:

    早速、購入しました。Widows XPなんですが、IPアドレス・・・・・・を入力しましたが、駄目でした。
    Windowsのパッチが必要なんですか?

    仲間があと6人いて、私が理解してから、みんなに教えて使い始めると思います。

    教えてください。お願い致します。

  3. YOSSiO より:

    山村様へ。

    特にパッチは必要ありません。
    XP環境で試してみて、またレポートアップします。
    IPアドレス入力の個所まではいかれたのでしょうか。
    アカウントやパスワードも変えて試してみてください。

  4. SHIBU より:

    YOSSIOさんへ
    私もIPアドレス入れ→次へに進みません。 教えて頂きたいです。

  5. tsuyoshi より:

    僕はiphoneではなくて、ipodtouchなのですが、、、、IPアドレスを入力しても進みません。iphoneじゃないとダメなんですか?
    教えてください。

  6. YOSSiO より:

    tsuyoshiさんコメントありがとうございます。
    関連する話題を再度アップしましたので参考にしてください。

    Windows XPでAir Sharingを使うために

  7. yumeji より:

    blogの記事を見て、airsharingはじめました。とても便利で職場でも使用しています。これをきっかけにITタイムズを読み始めました。話題がおもしろくて気に入ってます。

  8. Iizuka より:

     iphoneでAirSharingをDLしました。
    PDFは保存そして開けるのに、エクセルFileだけが開けません。しかしアイコンは表示されてます。そして以下のメッセージが出ます。。。
    ”この書類は表示できません、この書類がパスワード保護されているか、読み込み中にエラーが起こりました。”
     パスワードなんて設定してないのに。。。。
     自分はWin XPです。これはどういうことなんでしょう?

  9. YOSSiO より:

    Iizukaさまメールをありがとうございました。
    こちらでもテストしてみましたが、パスワード保護されているときには同様のメッセージが出ます。
    Office personal, 2003, 2007にて、「シートの保護」、「ウィンドウの保護」をそれぞれ行ってみましたが、パスワードロックをかけて利用した場合はどれもAir Sharingからは見られません。
    ブックの共有にパスワードをかけた場合も同様です。
    これは、.xls、また.xlsx、.xlsm拡張子のExcelファイルでも同じでした。

    Iizukaさまご利用のファイルは、パスワードの設定をしてしまっているのかもしれません。
    またはExcelのマクロなど、ある機能が関係しているかもしれません。
    もう一度上記の点を見てみていただけるでしょうか。
    もう少し検証して分かったらまた掲載したいと思います。

  10. Iizuka より:

    YOSSIO様
     ご回答ありがとうございます。

    今日、iphone3Gから3Gsに機種変更しましたら、無事エクセルFileが開けるようになりました。 転送したエクセルFileは前回開けなかったFileと同じもので試しました。
     何が原因かは不明ですが、結果オーライと言う事で。
    これで¥1200だして買った甲斐がありました。
    仕事がはかどります♪