個人でもルータを触る機会は多々あるかと思います。
シリーズでルータ機能について解説していきたいと思います。ルータの機能を知る事で、ネットワークの全体がみえてくるかと思います。
今回はキープアライブについて解説したいと思います。通常はルータにこの機能がついていますので、もし、チェックボックスがあれば、この機能をONにしましょう。そうすると、回線障害や工事等などの回線切断が発生した際、「キープアライブ機能」によって自動的に再接続が行われ、接続を維持することが可能です。
ネットワークで接続された機器は、長時間相手から通信がない場合に、何も用事がない状態なのかダウンしてしまっているのか確認する術がありません。そこで、プロトコルやアプリケーションによっては、用事がない状態でも一定時間ごとに生きていることを相手に対して伝える機能が必要となるわけです。生きていること(ダウンしていないこと)を相手に対して伝える信号のことをハートビート(心臓の拍動の事)と呼び、接続が有効であることを確認するために定期的に自分の生存を相手に伝える機能のことをキープアライブ機能と呼びます。
ただ、頻繁に接続や切断を繰り返す場合には、この機能が誤作動している事も考えられますので、その際はこの設定を見直す必要があります。
ルータ機能の解説の予定
ステートフルパケットインスペクション
PPPoE
ステルス機能
TKIP機能やESSID機能、MACアドレスフィルタリング
Universal Plug and Play
Unnumbered
DHCP
DMZ
ポートフォワード
セッション・キープ・アライブ機能
NAT+IPマスカレード