あなたは「プリンタ」と「プリンター」、どちらの言い方をよくされますか?
IT関連の用語はほとんどが外来語ですので、語尾を伸ばす用語もたくさんありますが、人によってさまざまな表記法や発音があるようです。今回はこれまで統一感がなかったIT用語の話です。
上記の「プリンタ」と「プリンター」の違いはその代表的な例ですが、そうした違いはごくわずかなため意味が伝わらないわけでもなく、会社によって「プリンタ」という場合も「プリンター」という言い方も両方存在している状況でした。
今回マイクロソフトは同社製品・サービスで外来語をカタカナ表記する際、末尾に付ける長音符号(ー)の表記ルールを変更すると発表した。IT機器の一般化に伴い、より一般的で実際の発音に近い表記に統一するとしている。
(ITmediaニュース記事)
ちなみにこれまでもマイクロソフトは外来語カタカナ表記ルールに従って用語を定義していましたが、今回一般ユーザーがより自然な形で発音するような表記に変更することにしたということになります。
その定義にしたがうと、「コンピュータ」が「コンピューター」に、「プリンタ」が「プリンター」という言い方に変わることになります。マイクロソフトでの表記ルールなので、周辺機器メーカーでもその表記方法に追随していくようになるかもしれません。
語尾を伸ばすだけで少し柔らかい印象になりますね。
これで外来語が苦手な方も少しはIT用語に親しみやすくなるでしょうか。