勝手につないでくれるUPnP ?ルータ機能の解説-第5回?

Categories: ITなニュース  2008/7/22 火曜日

個人でもルータを触る機会は多々あるかと思います。

シリーズでルータ機能について解説していきたいと思います。ルータの機能を知る事で、ネットワークの全体がみえてくるかと思います。

今回はUPnP(Universal Plug and Play)について解説します。
ほとんどのルーターには標準装備の機能です。

UPnPとはユニバーサルプラグアンドプレイの略で、この機能に対応している機器をネットワークに接続すると、自動的に接続環境を認識して、IPアドレスやドメイン名を取得し動作することができますので、各種設定を簡素化することができます。

また、これまでメッセンジャーやファイル交換ソフトなどの通信系のアプリケーションでは、これまで、NATを利用したLAN内部のPCでは利用が難しく、どうしても利用しようとすると面倒な設定が必要な上、ファイアウォールの利用が困難になるなど、セキュリティ上の危険も存在していました。

最近の通信系のアプリケーションはこのUPnPを活用し、NATルータに対して現在ルータが持っているグローバルIPアドレスを確認したり、動的にポートマッピングを設定するよう要求したりすることで、NAT内部の環境でもファイアウォールを利用しつつ面倒な設定なしにすべての機能を利用できるようにしています。
ルータ機能の解説の予定

ステートフルパケットインスペクション
PPPoE
ステルス機能
TKIP機能やESSID機能、MACアドレスフィルタリング
Universal Plug and Play
Unnumbered
DHCP
DMZ
ポートフォワード
セッション・キープ・アライブ機能
NAT+IPマスカレード

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Author: tokunaga
ネットワーク構築、サーバーメンテナンスを担当。 MCP、CCNA、SCSA、DD1種などを有しており、ネットワークの設計・構築・運用まで一通り行います。 法人様への最初の窓口として応対させて頂くことが多くございます。 問題解決のお手伝いを致しますのでひとりで悩まずお気軽にご相談ください。

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