“ごみ箱”を空にしても、実際には管理情報が削除されるだけです。そのためデータ復元ソフトを使用すれば、削除したはずのデータが簡単に復元できてしまうことがあります。
同一パソコンを複数人で使用している場合や、万一の紛失や盗難に備えて、重要なデータを扱ったあとは完全にデータを削除する仕組みが必要となるかもしれません。
上記のデータ復元ソフトの中には、完全削除の機能をもつものもあります。そのようなソフトを利用するのもよいでしょう。
コクヨが来月10日に発売するUSBメモリー型のデジタルシュレッダーは管理が容易でおすすめです。
使い方は簡単。
1.デジタルシュレッダーをUSBポートに挿すとデスクトップにシュレッダーのアイコンが出現。
2.完全抹消したいデータをシュレッダーアイコンにドラッグ&ドロップ。
インストールも不要ですし、オフィスに1本あれば、使い回しも可能です。フリーソフトでも実現できる機能ですが、機器とセットになっている点と、情報資産に対する社内の意識統一などの視点からも有用なツールと言えそうです。