Categories: ITなニュース 2008/3/10 月曜日
1月に発見されたExcelの脆弱性(今日現在Microsoftから、この脆弱性を修正するパッチはリリースされていません)をつく攻撃に要注意です。
送られてきた電子メールに添付されているExcelファイルは身元を確かめてから開くように心がけましょう。
トロイの木馬TROJ_MDROP.AHを含むExcelファイルが出回り始めています。ファイルを開くと、一見問題がないようにみせかけるために無害なExcelファイルが開くように細工されています。
ユーザーが開く確立を高めるために、オリンピックにちなんだ「OLYMPIC.XLS」や、業務連絡のようでつい開いてしまいそうな「SCHEDULE.XLS」といった名前が付けられています。
ウイルス対策ソフトの対応や、Microsoftのパッチ提供などにより対策は進むと思われますが、このケースに限らずメールの添付ファイルにはいつも用心深くあることが大切です。