Categories: ITなニュース 2008/2/4 月曜日
というのはドラマのことでなく、リンデン・ラボ社が運営する仮想3次元空間「セカンドライフ(Second Life)」の話。2007年にはずいぶんと話題になったものですが、最近人気にかげりが見えつつあったようです。
あたかも第二の人生をというところなのでしょうか。現実世界のあらゆるものがセカンドライフ内に存在し、株取引もでき、大手企業も支店を開設するなど急激な発展は多くの人を引き付けたようです。セカンドライフ内で働いて、その糧により現実世界で生活している方も多いです。その仮想世界にはリンデンドルという仮想通貨があって現実世界の米ドルと換金ができました。
そのリンデンドルを仮想銀行に預けると年率20?40%の高金利が約束されていたのですが、1月22日突然仮想銀行が閉鎖され取り付け騒ぎに発展しているという状況です。想定していたビジネスモデルがうまくいかなくなったことにより、高利回りの利子を支払えなくなったことが原因のようです。経済活動の中心である銀行が閉鎖に追い込まれたことによりセカンドライフ内のあらゆる活動に影響が及ぶことが予想されます。
さまざまな事情が重なってかげりが見えつつあったセカンドライフですが、
今回の事態を乗り越え再び注目を集めることができるか気になります。