Windows98発売とともにインターネットが一般家庭にも普及して10年が経過してきたわけですが、まだ10年と見るかもう10年と見るかは人それぞれかもしれません。
さてそのインターネット普及の立役者にHTMLがあるわけですが、
(今このサイトももちろんHTMLを使用しているわけです)移り変わりの速いインターネットの技術のなかでも枯れた技術になりつつあります。というのも現在主流のHTMLのバージョンがHTML4.01ですが、1999年12月にW3C(World Wide Web Consortium)によって勧告されて以来大きな変更もなく今日まで使われ続けています。OSやインフラの環境の変化に比べてほとんど変化がありません。
そんな中、「W3Cは1月23日、次世代HTML標準「HTML 5」の初期草案(ドラフト)を公開した」というニュースが。
W3C HTML5(英文)
まだ草案の段階なので、勧告までにどれくらい時間がかかるか分かりませんが、HTML 5は、HTML 4と比較してマルチメディアやグラフィック描画の機能が拡充され、使われる要素もHTML 4よりももっと意味的なものになるとのこと。Webサイト作成に必要な基本中の基本技術のためどのような仕様になるのか大いに興味があるところです。XHTMLの立場は微妙なものになってしまうのか..。