Categories: ITなニュース 2009/5/18 月曜日
ハードディスクの歴史は結構古く、1956年にはハードディスクドライブ搭載コンピュータが開発されています。
世界初となるその装置はIBMのRAMAC。重さ1トンもある巨大なものですが、容量は5MBでした。
15年経過した1971年に、同じくIBMによって3340ハードディスク装置が開発されます。この装置は、金属ケース内部に、プラッタ、スピンドルモーター、ヘッドとヘッドを動かすサーボモーター、全体を制御する基板一式を組み込んだもので、現在のハードディスク装置と同様の仕組みを持っています。
今見てみると、システムキッチンほどの大きさで64MBというのは笑ってしまいますが、この時期に既に仕組みは完成していたというのは驚きです。
1985年になるとロジテックから第一号となるハードディスクユニットが発売されます。重量わずか5kg程度の筐体で20MBの容量をほこりました。当時の価格で328,000円とまだまだ高額でしたが、ここにきてようやく一般的に普及するレベルに到達しつつありました。
パーツ講座過去記事