SSD+HDDハイブリッドPCの賢い使い方

Categories: ITtimes, ITなニュース, 使えるIT  2011/10/13 木曜日
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SSD(フラッシュメモリドライブ)の価格もこなれてきて、オプションで選択できる機種も増えてきました。とはいえ2011年現在SSDの保存容量はHDD(ハードディスク)のそれと比べるとまだ少ないため、SSDとHDD二つの保存領域ドライブを搭載したハイブリッドタイプのPCが注目されています。

Windows起動システムを反応速度の俊敏さがウリのSSDに入れて、保存管理は容量十分のHDD領域を活用できることがポイント。
とはいえ買ったままの設定では、自動保存される画像ファイルや音楽ファイル、メールなどは「Cドライブ」のSSDへ保存されてしまい、気づけばSSDの容量が圧迫されて元も子もない、というケースも少なくありません。

ハイブリッドタイプのPCを買った場合ははじめにしておきたい、「システムファイルはCドライブ、個人のデータはすべてDドライブ」の設定方法をこちらにご紹介。
以下設定はWindows 7での設定方法です。

個人のデータはすべてDドライブへ保存先を変更する方法

・「ユーザー」フォルダ内の任意のアカウント名のフォルダを開く

・「マイドキュメント」の上で右クリックし、「プロパティ」を。

・「プロパティ」内「場所」タブ内の、「移動」をクリック。

・移動先フォルダとしてHDDが設定されている「Dドライブ」を選択

「ユーザー」フォルダ内の任意のアカウント名のフォルダ内にあるデータでは、それぞれ同じように「プロパティ」から保存先を移動できます。
「アドレス帳」「お気に入り」「ダウンロード」「デスクトップ」「マイピクチャ」「マイミュージック」「リンク」「検索」「保存したゲーム」といったものです。

これらを最初に保存先を「Dドライブ」としておくと、保存領域の確保や動作不安定といったストレスを軽減できますね。

もう使い始めている方でも有用な方法です。

Windows 7の新機能:「ライブラリ」

Windows 7では、複数のフォルダーをまとめて1つのフォルダーのように見せる「ライブラリ」という機能があり、登録されているフォルダー内のファイルを一括して管理することができます。
「ライブラリ」はあらかじめ、「ドキュメント」「ピクチャ」などが用意されていて、それぞれに「マイドキュメント」「マイピクチャ」などのフォルダーが登録されています。

また、「ライブラリ」には「規定の保存場所」という設定があり、「ライブラリ」に保存したファイルはこの「規定の保存場所」のフォルダーに保存されます。初期設定では、それぞれのライブラリの「規定の保存場所」は下記のようになっています。

<ライブラリ名> <規定の保存場所となっているフォルダー名>
ドキュメント ライブラリ マイ ドキュメント
ピクチャ ライブラリ マイ ピクチャ
ビデオ ライブラリ マイ ビデオ
ミュージック ライブラリ マイ ミュージック

規定の保存場所となっている「マイ ドキュメント」などのフォルダーをDドライブに移動することで今まで通りライブラリを利用しても、ファイルの保存先をDドライブにすることができます。

出典:Dドライブの便利な使い方 – FMV活用方法


Author: mirai
パソコン修理、保守担当。 技術を磨くため毎日修行中。 今までに対応したトラブルなどをサポートログに書いていきますので、ぜひご覧になってください。

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