1/8発表のIDC Japan株式会社の発表2009年国内IT市場10大予測は以下の通りです。
1. 国内IT市場は、これまでの拡大傾向から一変してマイナス成長となる
2. 仮想化サーバーとシステム管理ソフトウェアの拡大がSIerの選別を促進する
3. PCの急速な価格下落によって、主要ベンダーの事業撤退が起こる
4. バーチャルクライアント化が進展し、サーバーとストレージによる処理集中化への回帰が起こる
5. モバイルPCの利用拡大と、携帯電話向けアプリケーションの増加によって、クラウドコンピューティングへの流れが加速する
6. 部門単位のSaaS利用拡大はIT統制見直しの契機となる
7. セキュリティ市場に新技術が投入され、システムインフラ整備の重要な要素となる
8. データセンターのグリーン化への取り組みが本格化する
9. 日本のITベンダーによる海外進出が加速する
10. ITベンダーのコンプライアンスへの対応力が試される
となっていました。
文字を羅列してもなんですので、少し分析すると、景気後退の影響で低価格化とコスト見直し、クラウドコンピューティングの加速、企業力を高める為の施策の3点に大別できるでしょうか。
中小企業に関してはクラウドコンピューティングの活用でサーバレス化を図り、運用コストを抑える動きがあるかと思います。
円高はまだまだ進むと言われてますので、格安海外製PC購入の流れはまだまだあるかと思います。